「手づくり市に来てくれる人に向けて作品をつくりたい」—はなとそら


はなとそら----

大阪府河内長野市出身。2012年に手作り雑貨「はなとそら」を始める。一般職に務めながら、休日は関西圏の手作り市に出店。

粘土のブローチやアクセサリーを中心に手掛ける「はなとそら」さんがつくるのは、レンコンやオクラ、ちょっと変わったキャラクターまで様々なモチーフのブローチ。制作するときにいつも頭に浮かぶのは手づくり市に来てくれたお客さんだそう。インターネットでの販売が段々と主流になっていくこの時代に、釆女さんが大切にしているのは「お客さんとの対話」。作品や手づくり市に対する思いを伺いました。

 

—「はなとそら」という名前は、作品の雰囲気をよく表している素敵なネーミングだなと思うのですが、なぜこの名前にしたのですか?

 

彼と将来子どもにつける名前の話をしていたときに、女の子だったら「はなちゃん」、男の子だったら「そらくん」にしようと決めていたんです。彼が「自分が将来カレー屋さんをオープンしたら『はなとそら』を店名にしたい」と話していたのですが、私が先に取ってしまいました(笑)。

はなとそら-----

いちばんの人気商品はレンコンブローチ。「こればかりは何十個もつくって、常にストックがあるようにしています。せっかく手づくり市で私のブースに来てくれたのに、売り切れていたらガッカリさせてしまうので」と釆女さん。

 

―作品には今回の出町市場Um!のテーマである食べ物に関連したものが多くありますが、モチーフはどのように決めているのですか?

 

基本は、自分の持っている服に合うものをつくっています。あとは、手づくり市に出店したときにお客さんからリクエストをいただいたものですね。手づくり市でお客さんに「こんなのが欲しい」と言われたら、次に出店するときにそれを新作として出品するようにしているんです。インターネットでの販売も行っていますが、やっぱりお客さんと直接ふれあえる手づくり市が好きなので、手づくり市に来てくれる人に向けてつくりたいと思います。

はなとそら---

手づくり市でのはなとそらのブース。関西圏の手づくり市によく出店しているので、手づくり市好きの人は見かけたことがあるのでは?

 

—作品に独特の雰囲気がありますが、制作する際に心掛けていることはありますか?

 

形がきれいに揃っているのが好きではないので、あえて手で穴をくり抜いたりして一つひとつ違う形になるようにしています。同じ作品が一つもないというのも、手づくりならではですよね。

 

—色使いもナチュラルなので、男性がつけていても不自然ではないと思います。

 

ありがとうございます。お客さんは女性の方が多いのですが、珈琲豆のブローチは女性よりも男性に人気がある商品です。

はなとそら-

—作品の素材にはオーブン陶土を使われているそうですね。

 

はい。オーブン陶土に出会ったきっかけは陶芸教室でした。わたしは飽き性なので習い事を始めても、どれも途中で辞めていたのですが、陶芸教室だけは長く続いたんです。器はひと通りつくったので、「家でも他に何かつくれないかな」と思ったときに画材屋さんで見つけたのがオーブン陶土。家庭用オーブンで気軽にできるし、服につけたときに襟がヨレない軽さもいいですね。私の作品は茶色と白色のものが多いのですが、できるだけ色を塗らず、陶土の色を活かすようにしています。

はなとそら--

ご自宅で制作されている様子。平日は仕事があるため、仕事終わりや休日に制作に励むそう。

 

イベント当日は、エビフライやお茶碗のブローチなど「おいしいブローチ」を多数出品予定とのことですので、お楽しみに!

 

(テキスト:川上ひろ子)

 

  • はなとそら

Twitter:https://twitter.com/hana_sora01

 

■出町市場Um!「おいしいブローチ」@Deまち

7月25日(土)〜26日(日)10:00〜17:00

URL:http://ichiba.napoletano-kyoto.com/

 

※はなとそらさんは両日ご出店されますが、25日(土)は委託販売となります。


2015-07-25 | Posted in インタビューComments Closed 

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