野菜の魅力伝わる“市場”に魅了されて—加藤文香


昆布---

加藤文香

大阪府八尾市出身。京都の芸術大学卒業後、アクセサリーや雑貨類のデザイナーに。

出町市場Um!〜おいしいブローチ〜、最後のインタビューは加藤文香さん。加藤さんがつくるのは、野菜のみずみずしさが伝わってくる、鮮やかな色味が特徴の野菜ブローチです。加藤さんいわく、「野菜は市場に並んでいる姿がいちばん魅力的!」。そのこだわりを取材しました。

 

—学生時代からブローチを制作していたと伺いました。

 

加藤 はい。大学では版画を専攻していたのですが、刷るよりも絵を描く方が好きだったんです。だけど、絵を買ってもらうのはハードルが高いので、身につけてもらえるようなものをつくろうと考えてブローチにしました。つくった作品は、京都の手づくり市や大学の画箋堂で販売しました。

 

—なぜ野菜をモチーフにしているんですか?

 

加藤 野菜というより、市場が好きなんです。よく地方に行くんですけど、おじいちゃんが道ばたで野菜を並べて販売している様子がすごくいいなぁと思って。スーパーで売られている野菜と違って、ひとつ一つ形が異なるのでそれを見比べるのが楽しいんです。

 

—スーパーではなく“市場”というのが重要なんですね。野菜のイラストは、地方で購入した野菜をモデルにしているのでしょうか。

 

加藤 訪れた地域で実際に買った野菜と、インターネットで調べた野菜の見た目を混ぜて描いています。昔から絵を描くのが好きだったのですが、モデルになるものをそのまま描くのではなく自分が「面白いな」と思ったところを誇張したり、色を変えたりといった描き方をよくしているんです。

 

—ブローチの素材は何を使用しているのですか?

 

加藤 プラバンです。透明のプラバンなら描いた絵がそのまま映るので、いいなと思って。

 

—特におすすめのブローチは?

 

加藤 大根とカブのブローチです。私、緑色と白色の組み合わせって最強だと思っていて、その2つの色が混ざり合う感じが大好きなんです。

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—出町市場Um!への意気込みを一言お願いします!

 

加藤 1年ぶりに自分の作品を販売します。ワクワクと緊張でいっぱいですが、見てもらった人に「変わっていて面白いな」と思ってもらえるような作品をつくりたいと思っています。

 

(テキスト:川上ひろ子)

 

■出町市場Um!「おいしいブローチ」@Deまち

7月25日(土)〜26日(日)10:00〜17:00

URL:http://ichiba.napoletano-kyoto.com/

※加藤さんは26日(日)のみの出店となります。


2015-07-25 | Posted in インタビューComments Closed 

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